ふしぎなwitchcraft

評論はしないです。雑談。与太話。たびたび脱線するごくごく個人的なこと。

All You Need is one Killer Track エドガー・ライト『ベイビー・ドライバー』

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この手の煽り文句を口にするのは、恥ずかしさすらあるのだが、でも言わせてほしい…………「この映画を見て、涙腺が壊れない、そんな血も涙もない人間、この世界にいるんですか?」と。

何度見ても激烈に「オモシロイ!」と思える映画、というのはそうそうありません。そんなのがあるなら教えてくれよ、という具合ですが、あったんですねえ。問答無用に面白い映画です、『ベイビー・ドライバー』。

しかも、5回以上は(劇場で公開されていたもの含め)見たのに、いつも懲りずに3度はどこかしらで泣いちゃうんですね。たとえば、あるときは、コインランドリーで音楽を聴きながらデボラちゃんと踊る場面。声の出ない養父のお爺ちゃんが介護施設で困らないように、ベイビーが愛用テープレコーダーに自己紹介の音声を吹き込んで録音してあげる場面。母親(スカイ・フェレイラ!)が情熱的に切なく歌うコモドアーズの「Easy」カヴァー。

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あと、最初ベイビーがT.REXを「トレックス?」と言い間違えるの、最初はジョークだとばかりに思ってたのですが、よくよく考えれば、ずっと映画やアニメのセリフでしかまともに喋らない(バンブルビーかよ!)のも踏まえると、彼には母親が残してくれた音楽と、おじいちゃんと見るテレビしか情報源がないわけですから、そりゃT.Rexなんて読み方知ってるはずがないんですよね。というか、彼にとっては、そんなことはどうだっていいんですよね。だって、母親の音楽だけをよりどころにしてきたんだし……文字通り音楽しか友達がいなくて、1人でいる時間が長くて。だから、初めてできた友達と音楽をを共有しようと目を輝かせながら、ベイビーはデボラに話しかけていたのか……とか考えだして、また目の端から水が零れてしまいます(4回でしたね)。とにかく、いつ見てもフレッシュで、まっさらな映画の愉しみに没頭できる、というのは大変に素敵なことです。音楽がずっとなっているため、おしゃべりではありません。ただ、細かい場面をひとつとっても、人物描写を欠かさず、そして映画としての推進力を失うことのない、非常にソツのない優秀な一本です。「娯楽映画」という名に恥じぬでしょう。青春の甘さとほろ苦さが、子気味な音楽とともに、巧みなドライビング・テクニックで駆け抜けていく爽快さは、病みつきです。

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www.youtube.com

85パーセントくらいは上で書いてしまいましたが、残りの15パーを引き延ばし引き延ばしやっていきます 

 

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本作の監督は、エドガー・ライトです。これまでに、『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』『ワールズ・エンド』と、どれも愛すべきダメ男たちが、奮闘していく姿を、小気味よいジョークを交えながら進めていくのが上手いコメディの若き英才です。『アントマン』の脚本もやってましたね。過去の名作をサンプリングする手際も見事なのですが、何よりもこの監督、大層な音楽好きで、度々細かい音楽小ネタや映像と映像とシンクロした演出を挿むのを、大得意としています。熱心な映画オタクであり、熱心な音楽マニアでもあります。わかりやすいのが、『ショーン・オブ・ザ・デッド』。ゾンビを撃退しようとサイモン・ペッグニック・フロストがレコード盤を品定めしているときの「パープル・レイン(プリンス殿下の)」「ダメだ」「バットマン」「よし、投げろ!」というやり取りは爆笑必至ですし、クイーンの「Don’t Stop Me Now」の流れる中でゾンビを撃退するところでは手に汗握り、最後に同じくゾンビになってしまった相棒と流れる、同じくクイーンの「You’re My Best Friend」では、ホロリ。ここまでやられると、いやらしい、というか憎い感じもしなくはないですが、これを嫌味ゼロでやってのけるのが、この監督の持ち味なのかもしれません。『ベイビー・ドライバー』冒頭のカーチェイスシーンの元ネタ(セルフパロディか)となった、ミント・ロワイヤル「ブルー・ソング」の監督もやっています。凝ったロックオタクでもありますが、2017年には映画のプロモーションで来日した際に、参加したフジロックではコーネリアスにお熱を上げていたようです(まったく関係ない別番組で、コーネリアスのドキュメンタリーかなんかをつけたら、たまたま海外公演を見に行っていたエドガーさんがベックと一緒にコメントしてるのにはたまげました)。

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エドガーさん、イギリスのご出身ですが、最近は特にアメリカ人じゃない監督が、実にアメリカ的な王道娯楽をやる、というのが増えているのでしょうか。『バードマン』『ジャッキー』『スリー・ビルボード』と、あれ別に多くないような気もしてきたけど、多分もっとあります。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はナシでしょうか。ところで、これはまったく関わりはないですが、笑っちゃったのが、一時期熱狂的なマンチェスター・シティのファンでしたもんで、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』をイギリスの映画だと勘違いしていたのですが、購入して開いてなかったパンフレット見たら違うんですねあれ。アメリカのリゾート地なようで、結構驚きました

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お話はというと、これは強盗の際の逃がし屋、所謂「ゲッタウェイ・ドライバー」をやっている男の子の物語です。ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『ドライヴ』でも同じ職業(表稼業はカースタント)が取り上げあれ、ライアン・ゴズリングが務めました。今作『ベイビー・ドライバー』の主人公である、アンセル・エルゴートが演じる「ベイビー」てのは、彼の裏稼業での名前でして、両親を幼い頃になくしたときの交通事故の後遺症で、いまも耳鳴りが止みません。なので、そいつを相殺するために音楽を聞いてないと、「キィーン」という高音が常時聞こえてきます。その代わり、その音楽を聴くことで、ゾーンに入るんですかね。めちゃくちゃ凄まじい集中力を発揮し、華麗なドライブを披露してくれます。もちろん、ベイビー君はこんな仕事からはとっとと足を洗いたいのですが、裏世界の大物であり、彼のクライアントでもあるドク(ケヴィン・スペイシー)への借金を仕事で返さねばなりません。ベイビーの養父である、耳と足が不自由なジョー(ジョセフが本名ですがこれで統一)も、息子も同然である青年が汚い金を手にしているのが悲しいので、できるだけ早く人の役に立つ仕事についてほしいと考えています。行きつけのダイナーのウェイトレス・デボラ(リリー・ジェームズとにかく可愛いです。日本版やるとしたら白石麻衣)と音楽を通じて仲良くなり惹かれあうものの、ベイビーは当然裏稼業のことはしっかり話せない。ようやく、大きな仕事を終え、ドクへのお金を返しピザ屋の宅配ドライバーとして、平穏な日々を歩もうとしますが、優れたドライバーとしての腕を持つがために、ドクが許さず、上手い話があるんだと、またベイビーを強盗チームへ誘い込みます。抜け出せないと悟ったベイビーは、デボラを連れて街を出ようと画策します。しかし、今度の強盗チームには、バディ&ダーリン(伊勢谷友介似のジョン・ハムとエロいエイザ・ゴンザレス)のカップルに加え、曲者のバッツ(ジェイミー・フォックス)までいる。果たして、ベイビーはこのおぞましい裏社会からゲッタウェイできるのか。というところでしょうか。

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仮にこの映画を《FMラジオスタイル》と名付けよう

カーチェイスが見どころとなるクライム・アクション・ムービーですが、しつこく申し上げているように、本作の真の主役であり、ストーリーテラーであり、舞台推進装置であり、優れた演出家でもあるのは、音楽です。甘い恋の高揚感から、緊迫したサスペンスまで、すべてはベイビー君の気持ち次第で選曲が決まっていくので、音楽で物語がどう転ぶか、ハラハラさせられます(もちろん用意周到な脚本があってからこそなせる技巧で、真似すると「火傷するぜ」です)。ジェームズ・ガンの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも同様な、我々の涙腺をいともたやすく決壊させる音楽(10㏄はやっぱりズルいよなあ)が物語を極彩色に塗り上げていましたが、あれに近いセンス。あちらもベイビー君のように、音楽(SONYの映画はiPodメインで、非SONYの方ではウィークマン大活躍なのもおかしいですね)がクリス・プラットが幼い頃に亡くした母親と繋がるための装置として機能していましたが、曲数も段違いですし、70~80年代の音楽が占めていたので、ジャンルの豊かさでは『ベイビー・ドライバー』に軍配が上がります。

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タイトルの元ネタである、サイモン&ガーファンクルの名曲から、作中で粋(全部が粋なんですけど)な使われ方をしているキッド・コアラに、初恋に聴くベックの淡い歌声、ダブル・ミーニング的なコモドアーズ、決闘のキラー・チューンとして場を盛り上げるクイーン。他には、ダムド、ゴールデン・イヤリング、ブラー、サム&デイヴ、ブレンダ・ハロウェイ、などなど王道から渋め、ロックからヒップホップ、ブラックミュージックからUKロックまで、エドガー・ライトの趣味がふんだんに生かされた、バランス感覚の良いセレクト。音楽オタク泣かせです(キャスト面でいえば、ジェイミ・フォックスもですし、強盗チームにはレッチリのフリーもいます。ちょっと痩せていましたが、元気なお姿が見られてうれしいと思ったら、即座に殺されたポール・ウィリアムスもいました)。

SONYトライスター・ピクチャーズのロゴが流れた後の、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンに乗せた、ド頭のド派手な銀行強盗からのカーチェイスは、これまでのどのような作品でも見たことのない、素晴らしいカーチェイスの出来ですし、アイディアも見事。なんたって、エンジンを切る音から銃声までが、音楽と文字通り「同期」しているわけでして、開幕宣言として実に流麗。こんなものやられたら、もうあとは身を委ねておけばいいんですね。

無事、警察の追っ手から逃げた後の、ローリング・ストーンズのカヴァーやハウス・オブ・ペインのサンプリングでもお馴染みのボブ&アール「ハーレム・シャッフル」に合わせて、軽快に踊るアンセル・エルゴートのコメディアンっぷりは愉快です。サックスを吹くマネ、コーヒーの注文に合わせた「Yeah,Yeah,Yeah」、パトカーのサイレンと、ただシンクロさせて映像の快楽度を上げているだけにとどまらず、彼のおかれている状況や性格まで、スタイリッシュかつスマートにデッサンされています。ちなみに、アンセル、父親は有名なフォトグラファーだそうで、本人もミュージカルで活躍、と若干鼻持ちならないですが、まあいいでしょう(何が?)。

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キュン多めです。多量摂取寸前です。

こうやって、この曲はこうで…………と一つ一つを上げていくと、本当にキリがないのですが、あと数点「ブラボー!」を思わず声を上げてしまうようなシーンをいくつか挙げると、やはり一番胸がキュンキュン、ドキがムネムネ(古いし寒い)してしまった、最強にロマンティックなやり取りは、コインランドリーでの恋人デボラとの馴れ初めでしょうか。リリー・ジェームズがめちゃくちゃにかわゆい(ベイビーのお母さんが働いていたダイナーで、カーラ・トーマスの「B-A-B-Y ベイビー♪」なんてハスキーな美声で歌われちゃあ、惚れないわけにはいかぬでしょうが)。で、ここの会話がいいんですよね。デボラちゃんが「妹がメアリーで、私の名前が入った曲はベックのしかないんだけど、あれは本当は『デブラ(Debra)』だから、負けて悔しいの」と冗談交じりに、コンプレックスと今どきの10代の女の子にしてはマニアックな音楽知識を披露して、ベイビーに名前を聴くと、もちろん「ベイビー」と答えるしかないのですね。すると、デボラが「それじゃあ、この世の中の音楽は全部あなたのものになるわね」なんて嬉しそうに(いやマジでリリー・ジェームズの可愛さはどうかしている)言うわけで、イチコロなんですね。当たり前です。あなたのハートにズッキュン、君に胸キュン(キュンって擬音嫌いなんだがやむをえないです。ありがとう、秋元真夏YMO)ですよ。浮かれながら、レコード屋に駆け込んで『ミッドナイト・ヴァルチャー』を買って、自室でもうウットリ歌い上げます。で、ハッとしてGoodな感じになるんですね。ああ、そうかそうかと。彼はトラウマ的にずっと母親の形見代わりに、音楽と向き合ってたたけど、彼にとっては母親が呼ぶ「ベイビー」というのがすべてだったんだのであって、ただ音楽が好きというだけじゃなくセラピーでもあったんだなと。彼はずっと、実の親を失ってて、その「ゆりかご」のように音楽を聴いているときだけは、Youthから”Baby”。に戻ることができるんですね。ここでもティッシュでズビズビ鼻かみながらシクシク泣いてしまうんですが、これじゃあ5回泣いたことになりますね。

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このダイナーでもデボラちゃんの美声を吹き込んでいたテープレコーダーを、自分の仕事場でもある強盗の作戦会議でも使用していて、これが本編後半で、とんでもない誤解を生み、大惨事にもつれ込んでいくわけですが、スマホの時代なのに、このカセットテープの使い方がめちゃくちゃオールドスクールで、映画にイイ温もりを与えてくれている。ジェイミー・フォックスケヴィン・スペイシーが吹きこんだ声で、キッド・コアラの曲をベイビーが自宅で作っちゃう。今どきこんなことする子いるのか、という感じですけど、これがまたベイビーというキャラクターの肉付けに大いに役立っています。

ヒップホップ的な要素でいえば、フォーカスの「ホーカス・ポーカス」を背にショッピングモールに駆け込んで、逃走用に変装するんですが、ここで店で流れてるラップ・ミュージック(曲名がわかんないんでめちゃくちゃ気になってる)と合わさって、インスタントラーメン的にミックスが出来上がる。この原始的な興奮がまた映画をグッと盛り上げてくれますね。強盗シーンでのブラーの「インターミッション」や激しい銃撃戦と化学反応を起こすボタン・ダウン・ブラス「テキーラ」もですが、アレちょっと原曲を引き延ばしてやってると思うんだけど、どうやったら神がかり的にバッチリ併せられるのか、どのくらい時間を費やしたのか、知りたいものです。

恋人を失ったジョン・ハム伊勢谷友介に似てますよねやっぱり、となると日本でリメイクしたら相棒は森星がやるべきです)が、ダイナーに銃をデボラに向けながら、ベイビーに殺意をむき出しにする、とても緊迫した場面で流れるバリー・ホワイト「Never, Never Gonna Give Ya Up」の柔らかい歌声の緩急もめちゃくちゃうまい。「オレはお前を決してあきらめないぞ、逃がさないからな」と一触即発。バチバチですよ。バチバチなのにロマンスすらある。

 

ちょっとここからは駆け足気味でお送りしますが、

今作、もちろん基本は車と犯罪を軸とした青春活劇でして、代名詞のようにスバルの真っ赤なインプレッサがドンと画面に出現し、赤い悪魔のようにスクリーンを疾駆します。そして、ここからは、この「赤」が一種の悪魔のようなモチーフとして用いられます。最初は、先にも述べたベイビーの類稀なるドライバーとしての顔を引き立たせるための赤、次に、ジェイミー・フォックスが全くいいところがない極悪人として登場して赤を纏い主人公たちを振り回し、ベイビーが恋人の窮地を助けるために再びハンドルを握ったときには、赤いネオンがベイビーの顔に差し込む。最後のキラー・チューン「ブライトン・ロック」による演出が勝った、車同士のまさしく”闘牛”決闘シーンでは、赤がジョン・ハムに憑依し、そのまま炎のような怒りの悪魔に取り込まれるわけですね。

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そういったギャングたちとは一線を置いた、謂わば天使のような微笑みをもって、ベイビーを見守り、悪意から保護しようとするのが、養父のジョーです。『シェイプ・オブ・ウォーター』では、声帯の使えない女性が、アパートメントの隣人であるゲイのマイケル・スタールバーグとタップダンスしてましたが、こちらも立場は違えど、一緒に踊って生活を彩るんですね。このジョーおじいちゃんは、耳が聴こえなくて、しゃべれないから、ベイビー君(読唇術もお手の物)と手話でコミュニケーションを取るわけです。さらに、もう一つは音楽でも「会話」するんですね。ここが本当に微笑ましく、油断してるとウルッときます。どうやって、音を聴きとるのかといえば、まさしく体で聴くということで、おじいちゃんは手をそっとスピーカーに当てます。そうすると、音を体感できるのですね。これがまたラストで活きてくることになりまして、ベイビーが母親と疑似的な「再開」を果たすために、実に粋で感動的な演出となっています。もうここでまたボロ泣きは必須(あ、6回目だ………)。

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なので、今作、バランス感覚がキャラクタ(というか人種)の配置が見事で、極端な天使サイドと悪魔サイドに黒人がいて、裏社会の冷酷なドンとある意味では善き父親代わりも、理解者でもあり同時にとんでもないクレイジーも白人。ジェイミー・フォックスの『ジャンゴ』からの代わり様は、ちょっと笑えます。ただ、西部劇の善玉では、クリストフ・ヴァルツに役を食われてましたが、『ベイビー・ドライバー』では見違えるほどの救いようのないダーティなサイコ野郎を演じ切っているので、ちょっと見直したもんです。

キャラクタ配置もですが、因果応報のバランス感覚も適切ですね。適切という言葉が積雪すぎるくらい。スカッと終われるんだけど、ちゃんと落としどころはつけて、「悪しき行動は罰せられ、善きものは良き行動で救われる」というルールに基づいています。そこにまた音楽が絡んでくるのが、泣かせどころなんで、とにかくエドガー・ライトの卓越したドライビングテクニックに、音楽オタクは転がされまくりでした

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<余談>

音楽ネタだけでなく、映画ネタもふんだんに盛り込まれていましたが、以下は私が挙げられる程度です。なんか他にもあったら教えていただきたいものです。こういう宝探し的な楽しみもいいですね。

 ○ドク→マックイーンの『ゲッタウェイ』かな

 ○マスク→キアヌの『ハートブルー』。『ハロウィン』のマイケル・マイヤーズとマイク・マイヤーズを間違えるくだりはくだらなさすぎて、映画館では顰蹙を買いそうで遠慮しましたが、自宅で腹よじりながら笑いました。

 ○カーチェイス→やっぱ『ブルース・ブラザーズ』でしょう。

 ○片目のサングラス→『俺たちに明日はない』とゴダールの『勝手にしやがれ』。どっちも名作。

 ○序盤の強盗→アレはデ・ニーロ『ヒート』ですかね。20周年記念買いました。大好き。

 

エドガー・ライトのフィルモグラフィと関連映画&音楽>

 

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<おしまい>