ふしぎなwitchcraft

評論はしないです。雑談。与太話。たびたび脱線するごくごく個人的なこと。

映画

こうの史代×片渕須直×のん(a.k.a. 能年玲奈)『この世界の片隅に』+日曜劇場枠ドラマ版第1話

「現在」音痴 「過去」や「未来」に気を取られているうちに、「現在」を見過ごしてしまうことが多々あります。というか日常がほぼそんな感じ。そこに「現在」のみずみずしい瞬間が転がっていても、きまっていつもみすみす逃がしてしまうんですね。 陳腐なた…

「ごっこ遊び」じゃだめですか?Part.2 大九明子『勝手にふるえてろ』

わからん………てんで、わからんけど、なんか分かるぞ………と、どうでもいいトラウマまで呼び覚まされた名シーン <前回> kuro-matsu2023.hatenadiary.jp 以前カウンセリングを受けたとき、項目の中に「あなたはよくひとりごとをしゃべりますか?」とあったので…

All You Need is one Killer Track エドガー・ライト『ベイビー・ドライバー』

この手の煽り文句を口にするのは、恥ずかしさすらあるのだが、でも言わせてほしい…………「この映画を見て、涙腺が壊れない、そんな血も涙もない人間、この世界にいるんですか?」と。 何度見ても激烈に「オモシロイ!」と思える映画、というのはそうそうありま…

「ごっこ遊び」じゃだめですか?Part.1 ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』

不定形の愛について語るための、優秀な語り部である「水」 水には形がありません。定まった形はありませんから、環境によって、変化します。円錐の容器に入れれば円錐に、地面に散らせばそのまま真横へ広がり続けます。熱を加えられれば蒸気となり、冷やせば…

中茎強・久保茂昭 『HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSION』

正直本稿だけで自分のハイローへの愛憎(ラブが8割ですよ)をいつか『HiGH&LOWとオタクと私』というクソタイトルでブチ撒けたいのですが、とりあえず、一旦の区切りである『最終章』を見た感想をメインに書いてみることにします。 以下、不満・苦情をつらつ…

落語型マカロニウェスタン クエンティン・タランティーノ『ジャンゴ 繋がれざる者』

ハッタリが勝つ正義 いいですね。こういういい加減で、よくできた映画は。飽きがくることがありません。マカロニウェスタンというのもいいです。 1858年。南北戦争の始まる3年ほど前ですね。黒人奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)と歯科医の賞金稼ぎ…

過去に置き去りにされた女 パブロ・ラライン×ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』

ツイッターでネタを募集していたという作家にあるまじきトンデモ行為をしでかしてた大罪を忘れるくらいには『半分、青い』にそこそこハマってます。めちゃくちゃハマってるというほどでもないのだが、なんだかんだ見てしまう。 2018年7月現在、これといって…

不毛なる2018年上半期映画ベスト(仮)

マ・ドンソクの顔面力の強さ、マジ尋常者ねえっす。

見ないことにされてた世界・聞こえないことにされてきた声 是枝裕和『万引き家族』(前編)

『家族になろうよ』てのがありましたが、そうカンタンになれるもんじゃありませんわな 家族を家族たらしめているものは何か、というと、これまた大きく書きだしてしまった気がしてしまうのだが、やはりそれは血のつながりではなく、「共有している時間」の濃…

血で血でを洗い流すために舞い降りた堕天使 白石和彌×役所広司『虎狼の血』

ネタバレたぁなんじゃあ…………ここはブログじゃき、何を書いてもええんじゃ!!(ごめんなさい反省してます)

イカれた狂信者と散り散りの英雄たちの狂騒曲 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

ネタバレ厳禁。とネタバレに疎い自分がいうので相当の事態です。

禁断の果実、アプリコット『君の名前で僕を呼んで (Call Me By Your Name)

食べものをお粗末にしてはいけません

だるまさんがころんだ 『クワイエット・プレイス』

だるまさんがころんだっ

果たしてキルモンガーを克服できただろうか? 『ブラックパンサー』

陛下マジで次は頑張れ?な?

マジカルで鮮やかな色した景色の中で走りぬける子供たち『フロリダ・プロジェクト』

僕がいる街は、大都市とはいえなくとも、程よく自然(厳密に定義された「自然」とはまた異なる)があり、そこそこに観光でにぎわっていたり、清潔な住宅街があったり、大学があったり、物騒な情勢にしては治安も良い。しかし、もちろん、社会というものがある…

いつもポケットにハンカチを(ナンシー・マイヤーズ『マイ・インターン』)

人間というヤツの性質は、どうやらそう変わることはないらしい。よく「歳を取ると頑固になる」なんてのを聞くが、そんなことはないなずなのだ。今現在、口から唾を飛ばしながら、どうでもいいことにイチャモンをつけているような老人は、決して痴呆のせいで…

Netflixで「どれから見ればいいのかしら?」と迷ったときの処方箋

もう既に各所で「Netflixなら○○がオススメ!」というのを見かけまくって、ウンザリしておられる方も、きっと多いことでしょうが(自分もわざわざそんなものは見ないし)、とはいえ、普段の会話で、比較的ストリーミングサービスに馴染みのない方から、「ヘイ、…

唄うことは難しいことじゃない(湯浅政明『夜明け告げるルーのうた』)

さよならなんて云えないよ 出会いがあれば、別れがある。日が昇り続ける限り、自明なことであり、言葉にするのも陳腐だ。 もっと陳腐で、奥ゆかしいことに定評のある日本人ならば、口にするのも困難な言葉がある。それは「アイ・ラヴ・ユー」と「グッド・バ…

鏡の向こうの「リアル」(クリス・スミス&ジム・キャリー 『 ジム&アンディ 』)

電話、というものが嫌いだ。虫唾が走るほどに。理由は様々である。こちらが寝転がっていても、飯を食っていても、相手はそんなこと知る由もなく、突如としてかかってくる。メールならば、数行で済むようなことを、クドクドと聞かされることが多々あるので、…

ノア・バームバック 『マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版) 』

『カルテット』で、坂元裕二は夫婦のことを「別れることができる他人」だと、松たか子に語らせていたが、兄弟(便宜上、兄と弟と書いただけで、兄と妹でも、姉と弟でも構わない)ならば、彼は何と喩えるのだろうか。 人が生まれてから、一番最初に属するコミ…

2017 Best Movies 20 (ベストと言いつつ「あの映画見てなかった」が沢山でお手上げです)

早くも「暦の上ではディセンバー」ということに気付き膝が笑うわ。なんつって。年の瀬ですからね、どこもかしこも「総決算、総決算」とやかましく、せっつくように便乗して「映画ベスト」という、なんともしょうもないリストを作らなければならなくって(そん…

ライアン・ジョンソン『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

(まず断っておきたいのが、僕はこの映画に対しては賛70%、否が15%で、残りの15%はまだ自分の中で決着がつけられていない、という状態であること。これはきちんと記しておこうと思う) それはもうウキウキしながら、映画館へ駆け込んだ。予約もせずに行った…

雑記2(11月のあたまらへん)

HiGH&LOWのTHE MIGHTY WARRIORS「DREAM BOYS」のライブ空間の再現度の高さに何度も震えます。震える、と言葉にすると嘘くさいですけどいやホントマジなのよ。 雑記、と書きながら、特に近況なんか書くまでもない(というか誰も興味ないでしょう)ということで…